STARRYインストールガイド

STARRYインストールガイド(ver.1.4.1)

更新日:2019年5月23日 

  1. はじめに準備するもの
  2. [WordPressサイト][ドメイン][SSL証明書]
    • WordPressサイトは、今回新たに制作したものでも、いまあるサイトでも構いません。STARRYプラグインのインストール時にWordPressの固定ページを自動生成しますので、特にオリジナルでテーマを用意される場合、あらかじめデフォルトの固定ページ用テンプレートを作成しておいて下さい(一般的なテーマの場合は必ず入っています)。サーバ会社の指定、制限はありません。ご自身での管理が不安な場合はサーバ、ドメイン、SSL証明書とも弊社でご用意いたしますのでご相談ください。
    • 原則として独自ドメインが必要です。これまで使っていたものでも、新しく取得したものでも使用できます。利用のサーバ会社が提供する「共用SSLを使用する場合」のみ、共用SSLが指定するドメイン・URLを使用するため、別途ドメインの取得は不要です。一部のドメイン会社(名づけてネットなど)では、指定のサーバ以外での利用が出来なかったり、SSLの設定が出来ないことがあります。その場合は弊社までご相談ください。
    • WordPressはドメイントップまたはサブドメインにインストールしてください。サブディレクトリにインストールされたWordPressサイトとSTARRYの連携はできません
      →例:OK https://www.ABC.xyz https://ABC.xyz https://sub.ABC.xyz
         NG https://www.ABC.xyz/sub/ https://ABC.xyz/sub/
    • SSLは必須となっています。セキュリティの観点から、SSLをかけていないWPサイトでは、STARRYの基幹システムへの通信が出来ないようになっています(STARRYが使えません)。SSLは、低価格のSSL証明書や無料の「Let’s Encrypt」でも問題ありません。また、ワイルドカードSSLも使用できます。WPサイトをホスティングしているサーバ会社によっては、外部で購入したSSLを使用できないことがあります。あらかじめ契約サーバ・クラウドのサービス内容をご確認ください。サーバ会社が提供する共用SSLを使用することもできますが、挙動に不安がある場合は調査をいたしますのでお問い合わせください。
  3. STARRYの初期設定
    • 弊社側でシステムに設定しておく必要のある項目があります。決定しましたらお早めにご連絡ください。弊社での初期設定の完了後、プラグインのインストールの際に使用する「サイトID」と「APIキー」をお渡しいたします。
    [項目一覧]
    • 御社名
    • アーティスト名
    • サイト名またはサービス名
    • URL(wwwあり、wwwなしを明記ください)
    • WordPressサイト、サーバ、SSLの状況
    • 運営者アカウント登録者名
    • 運営者アカウント登録メールアドレス
    • 希望のパスワード
    • 振込先口座
    • 設定するコース(無料、1ヵ月、6ヵ月、12ヵ月、スペシャル1ヵ月)
    • 設定コースで課金する金額(会費、入会金)
    • 会員番号の希望開始番号
    • 物販利用時の発送方法
    •  

    • コースは複数設定することが出来ます。例えば、年会費の会員と月会費の会員の2つの支払い方法を提供したい場合、「12ヵ月」と「1ヵ月」を設定します。無料のメルマガ会員としてご利用の場合は「無料」コースを設定してください。ECのみを展開する場合でも少なくとも「無料」コースは設定いただいています。これは代引きでの注文を、いたずら防止のため会員限定としているためです。スペシャル1ヵ月コースは、オンライン・オフラインでの特別なコンテンツやサービスを提供するために、1ヶ月コースとは別の金額で設定したい場合に利用してください。
  4. これまでご利用のサービスからの乗り換え
    • 他のシステムで運営していたファンクラブや携帯サイトなどの会員サービスから、会員データの引き継ぎもできます。移行するデータの確認、移行日などのご相談をいたしますので、弊社までお気軽にご相談ください。
    • 紙ベースのファンクラブや後援会組織からの移行や、紙ベースの運営方法と共存したいケースでも事例がございますので、ご相談ください。
  5. STARRYプラグインのインストール
    • プラグインは弊社より直接メールでお送りしております。WordPressサイトへは、WP管理画面のプラグイン新規登録画面よりアップロードいただきます。
    • インストールに成功すると、WP管理画面のサイドバーに「STARRY」というメニューが現れます。その中の「設定・ヘルプ」メニューに、初期設定時にお渡しした「サイトID」と「APIキー」を入力する欄がありますので入力します。接続先ドメインを選択(本番サイトは「本番環境」)して「登録」ボタンを押すと、WPサイトとSTARRYの基幹システムとの通信が開始され、サービスが利用できるようになります。
    • あわせて、「ページ更新」ボタンを押し、後述の「STARRYページ」をプラグインと同じ最新版に更新します。プラグインをアップデートした場合も、この「ページ更新」ボタンを押してください。
  6. サイト運営者としてのログイン(運営者アカウントでの利用)
    • いったんSTARRYとしてWordPressを使用できるようになると、初期設定で登録いただいた「アカウント登録メールアドレス」と「希望のパスワード」で、WordPressの管理画面にログインできるようになります。またWordPressの管理画面で登録アカウントでログインしておくと、STARRY各サービスを使用するための管理画面にもそのままログインされます(シングルサインオン)。何らかの理由でログインが外れた場合など、水色のSTARRY管理画面のログインウィンドウから直接ログインすることもできます。
    • なおサイト運営者のアカウントでは、サイトに表示される「ログイン」メニューからのログインは出来ません。こちらはエンドユーザー(会員)向けとなっています。ご注意ください。
  7. 固定ページに関する注意点(「STARRYページ」)
    • プラグインのインストールが完了すると、STARRYが使用する固定ページ(STARRYページ)が多数生成されています。各ページのHTMLやページ名はなるべく変更しないでください。変更した箇所は、プラグインを更新(例:バージョン1.4.0→1.4.1に更新)した際に行う「STARRYページ更新」により、システムが生成したものに戻されてしまいます。STARRYページ更新によりカスタマイズ箇所が上書き変更された場合は、ローカルに保存しておいたバックアップ、またはレジューム機能を使用して復元してください。なお、CSSはご自由に加筆していただけます。
    • 「新規会員登録のご案内」ページと「お問い合わせページ」については、STARRY管理画面のサイト管理メニューからコンテンツを流し込み、ページ内にカスタマイズされた情報を表示出来るようになっています。STARRYページを直接編集する代わりにご利用ください。
    • なお、STARRYページは固定ページの汎用のテンプレート(通常はpage.php)を使用して表示されます。ページごとにカスタムの固定ページテンプレートしかないサイトでは、STARRYページが正しく表示されません。必ず汎用のテンプレートを入れておいてください。
  8. メニュー表示と会員登録の受付開始
    • STARRYの会員向け機能を使用するためには、STARRYページのうちの「ログイン」「ログアウト」「新規会員登録のご案内」「マイページ(ACCOUNT)」の4つを、サイトのメニューに入れます(独自に入会ページやマイページ、ログイン・ログアウトページ等を作らず、生成されたSTARRYページを必ずご利用ください)。WordPress管理画面のメニュー管理を使用してこの4つのメニューを設定しておくと、ログアウト状態の時には「ログイン」と「新規会員登録」が表示され、ログイン状態の時には「ログアウト」と「マイページ」が表示されるようになります。ほかに「お問い合わせ」もメニューに出しておくと、弊社カスタマーサポートでの受付が出来るようになります。例えばファンからの問い合わせと、出演依頼等の窓口を分けたい場合、後者向けにContactForm 7などを併用いただくことも可能です。残りのSTARRYページはシステムが使用しますので、メニューに表示する必要はありません。
    • 「新規会員登録のご案内」ページをメニューに出すと、サイトに来訪したユーザーがTOPから新規登録ページに訪問できるようになります。現在の仕様では受付開始のタイマー設定がついていないため、来訪したユーザーはすぐに会員登録が出来てしまいます。このため、(1)受付開始時刻と同時に「新規会員登録のご案内」をメニューに出す、または(2)WordPress管理画面「固定ページ」にある「STARRYページ」配下の「新規会員登録のご案内」の公開日時を、予定している受付開始時刻に変更してからメニューに出す、といった方法を検討してください。
    • サイト公開前やメンテナンス中に、WordPressのメンテナンス表示用プラグインを使用した場合、メンテナンス表示が有効な間はサイトとSTARRY基幹システムとの通信も遮断されるため、システム側で変更した情報がサイトに同期されないことがあります。メンテナンス表示を切ると同期が再開されますので、正しく反映されているかご確認ください。
  9. サービス開始へ